論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発表雑誌名 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
194, 210, 213, 216, 217, 220, 222, 223, 420, 3927, 4431 |
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キーワード |
人麻呂挽歌,枕,床,妻,アル,アラブ,ウラサブ,石枕,文選家,妹 |
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論文要旨 |
挽歌に登場する「床」「枕」に関する考察を行なった論文。愛する者を失った悲しみを、死別による独寝の苦しさとして歌うにあたり、柿本人麻呂は共寝をしていた枕や床を積極的に歌い込んでいる。愛する者の死とその悲しみを生前の愛する者ふたりの共寝とオーバー・ラップさせて歌うためである。こういった人麻呂の営為の背景に、枕や床に関するどのような観念があるかを探った論文である。とくに、旅行中の枕や床に関する祭祀に注目して、その呪性と表現との関係を説いている。対して、歌の素材として、枕や床が歌に取り込まれる契機は、漢籍の受容にあったとする。なお、本論文は上野誠『古代日本の文芸空間−万葉と葬送儀礼』(雄山閣出版、1997・11・5)に所収 されている。"
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