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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3824, 3825, 3826, 3827, 3828, 3829, 3830, 3831 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
27, 103, 104, 143, 144, 145, 276, 1673, 1718, 3364, 3367, 3512, 3521, 3824, 3825, 3826, 3827, 3828, 3829, 3830, 3831, 3834 |
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キーワード |
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論文要旨 |
長意吉麻呂は物の名や性質、状態を詠み込んだ歌を詠むが、その歌と詠み人意吉麻呂の特異性について論じる。これらの歌には中国文学の影響、特に遊仙窟との関係が見て取れるとする。また意吉麻呂には山上憶良との交流が想定でき、憶良の持つ遊仙窟を見ることができたと推定する。また意吉麻呂は忌寸の姓を持つが、これは渡来系氏族に与えられたもので、中国文学の享受に下地は存在したとする。だが、物名歌その物は、歌謡の中にもあり、これ自体は中国文学の享受だけでは説明できず、寧ろ歌としての物名歌の基盤はこちらに見るべきであるが、宴席での要求に応じて、即席で物名歌を詠むということに卓越し、専門的にそれらの歌を詠む歌人としての意吉麻呂を見るとき中国文学との拘わりを指摘することは意味があろうと論じる。"
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