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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
351, 1110, 1670, 2441, 2562, 2639, 2719, 3561, 3569, 3595, 3848, 4029, 4065, 4408 |
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キーワード |
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論文要旨 |
万葉集巻14の3561番の歌の第二句「安良我伎麻由美」が何であるかについて考察し、この歌に込められた意に及ぶ。従来この第二句は、誤字説を基に「荒掻き真掻き」とする万葉考及びそれを受ける万葉古義、伊勢の国の方言を基に「まゆみ」を「地の干われて」とする本居大平の説、「荒ら忌み真忌み」とみる新考、「間読み」の意で「畝の間を読む」とする折口説など様々な見解が出されている。それを丁寧な考証により否定された上で、一句目は「金田門を」と訓め、ここに「を」とあることから二句目はそれを受けることが、考えられるとして代匠記に始まる「荒垣間ゆ見」と訓む説を支持し、「金門田を荒垣を通して見る」の意であると論じる。そしてこれは金門田の方から訪れる男を待つ女の心情の現れであもり、序詞の中にある詞としてだけ解されるものではないと指摘する。"
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