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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3348, 3427, 3480, 3515, 3516, 3520, 3528, 3567, 3568, 3569, 3570, 3571, 4328, 4367, 4373, 4374, 4413, 4425, 4426, 4427, 4428, 4429, 4430, 4431, 4432 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻14にある防人歌の成立過程とその性質について論じる。ここでは「防人歌」を「サキモリウタ」と解し、防人自身が詠んだ歌だけでなく、民謡等も含む防人に関係する全ての歌を考察の対象とするという。まず東歌を東国地方にうたわれた民謡がある経路を経て、京にもたらされたものとする。巻14の防人歌もそれと同じく、防人という賦役を担わされた東国の人々の共通の感情としてうたわれた民謡的な歌が京にもたらされた。それが今までは防人として九州へ向かう個々人の防人歌と同じように見られたため、巻14の防人歌に様々な見解が従来から提示されていたと指摘する。つまり巻14、巻20には類歌が見られるが、それなどは民謡としてうたわれていた巻14の歌を個人的な思いに則して改め詠んだ歌が巻20の歌ではないかと論じる。"
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