
論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
50, 675, 794, 802, 804, 904, 991, 1069, 1153, 1321, 1398, 1399, 1807, 2383, 2416, 2517, 2711, 2841, 2900, 2996, 3290, 3308, 3690, 3791, 3793, 3796, 3969, 4160, 4162, 4216, 4220, 4507 |
|
キーワード |
|
論文要旨 |
巻十一の柿本人麻呂之歌集を出典とする2383番の歌の第四句「半手不忘」の訓について論じる。第四句「半手不忘」は「千」とあるのを「手」と誤写した可能性を他の誤写から提示し、「半千不忘」とする。そして「半」を「片」の訓と通ずるとして「カタ」と訓み、「千」と併せて「カタチワスレズ」と訓むとする。この「カタチ」は「容貌」の意とする。結果、第一、二句のように「世の常」を詠む歌が多く「死」を表すことを示し、これによってこの二句を「ヨノナカハツネカクノミト」と訓み、歌意は「世の常として死は仕方ないことと思うが、やはり失った妻(恋人)の容貌(面影)は恋い慕われる」とする。また「半手」は本来「常」一字で、それが書写の過程で「半手」と二字に書かれるに至った可能性も示す。"
|
|
|
|
|