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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
7, 16, 21, 77, 738, 755, 809, 852, 869, 1153, 1394, 1576, 1601, 1824, 1990, 2250, 3191, 3272, 3351, 3358, 3627, 3667, 3668, 3719, 3744, 3751, 3957, 4106, 4126, 4136, 4455, 4456 |
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キーワード |
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論文要旨 |
助動詞「り」は四段活用動詞には上代特殊仮名遣より、命令形に接続するとされる。だがこれは「形態上」からの解釈で、助動詞「り」は四段動詞連用形[-i]に動詞「あり」が付いた結果、[-iari]の[ia]が母音変化で乙類ёとなり、それが[-ё+ri]と解されて、助動詞「り」は四段動詞では命令形接続であると説明されていると述べた上で、「ク語法」の文法的扱いについて論じる。「ク語法」は未然形または終止形に「く」「らく」が接続したと説明されるが、語源的には動詞の連体形[-u]に[aku](所、事の意の名詞)が続き、母音連続回避の結果[-a+ku]と、形容詞も連体形[-i]に[aku]が続き[ia]が[ё]と変化し[-ё+ku]となり、その「く」が語法として抽出されたとする大野晋氏の説く「アク説」を支持する。しかし「り」「ク語法」のこの説明は、語形を対象とする現在の文法としては、従来の説明で理解して行くべきでないかと論じる。"
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