論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1953, 1974, 1975, 4066, 4089 |
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キーワード |
五月,藤,卯の花,薬玉,萬葉拾穂抄,萬葉集古義,萬葉考 |
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論文要旨 |
1975番の「卯の花の五月を待てば」の解釈について”準随想”として記されたもの。拾穂抄には「五月を待ちかねて、卯の花が薬玉の様に咲く」の意と記されているが、「五月に咲く卯の花を待ちかね」と「の」を連体格助詞と捉える考え方が多い。これについて、萬葉の歌では卯の花は旧暦四月に咲くものとされていたらしく、また実際に現在の暦に照らしても咲くのは五月で、やはり旧暦では四月に当たり、この「の」は主格を表すものと解すべきとする。その上で萬葉考の倒置の考えを示し、拾穂抄の見方が当たっており、「卯の花のさきの方がまるく撓んで、こんもりと球状に花を綴ってゐるのを、大きな薬玉に見立てて、『玉をぞぬける』と詠んだのである。」という佐佐木評釈を引用する。"
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