論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
13, 14, 17, 24, 29, 207, 443, 543, 726, 743, 935, 1335, 3333, 4505, 古今397, 古今398 |
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キーワード |
柿本人麻呂,枕詞,畝火山,玉襷,荷田在満,澤瀉久孝,うなじ,うね,賀茂真淵,冠辞考,鹿持雅澄,萬葉集古義,下河辺長流,燭明抄,釆女,三条西実隆,三山歌,仙覚,橘守部 |
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論文要旨 |
柿本人麻呂の詠んだ29番の初句の枕詞「玉たすき」が、二句「畝火の山」に如何様に掛かっているのかについて論じる。従来、「玉たすき」は「うなじ」に掛けるもので、それが音転化し「うねび」に掛かって行くと考えられてきた。しかし、釆女の服装を検証し、釆女が襷を掛けていたことを指摘、そこから「うねめ」と「うねび」との音の近さから「畝火」に掛かって行ったという従来顧みられなかった下河辺長流、契沖の説を支持する。さらに三山歌を基にし、畝火山を女の山と解されることを論じ、人麻呂は畝火山を人格化し、美しい釆女の容姿を思い浮かべ、そこに釆女の装束であった「たすき」をもって「畝火の山」に掛かる枕詞として利用したのではないかとする。"
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