論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
332, 853, 865, 1016, 1034, 1682, 1740, 1741, 3245 |
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キーワード |
神仙思想,役小角,道家思想,荘子,逸文丹後風土記,仙郷 |
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論文要旨 |
万葉集中の歌の中に現れる神仙思想について論じる。神仙思想は、その流れを辿ると中国へと至ると考えられ、奈良朝にはかなり流行していたことがわかる。その様な中、神仙思想を読み込んだ歌が作られるのも無理からぬ事で、それらの歌を「若返りによつて、不老長生の寿を楽しみたい気持ちを詠んだもの」、「天女・仙人を讃へたあもの」、「仙境を慕ふ心を歌つたもの」とに大別して、それらの歌の特徴について論じる。その上で、万葉集中の神仙思想と中国文学の中に現れた神仙思想とを対比すると、韻文と散文との違いはあるが、万葉の歌の方が表現は甚だ漠然とし、断片的で,纏まった構成を持たないものであると論じる。他の古事記、風土記などを視野に入れても、その感は拭えないとする。"
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