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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
114, 512, 2133, 2247, 3377, 3887 |
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キーワード |
かりばか,はか,農作業,労働,農村,俗言,分担量,労働量,柳田国男,分類農村語彙,綜合日本民俗語彙 |
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論文要旨 |
巻4・512、巻10・2133、巻16・3887には「カリバカ」という語が使用されているが、その意味と当該歌中での表現効果について論じる。ハカという語は、現在でも特に農村において一人分の仕事量、分担という意で使用されている所があり、それに「刈る」という語が合わさり、稲刈、草刈の分担量を意味する語であると指摘する。その上で、512ではカリバカは、秋の田に刈り上げられ、積み上げられた稲の堆積において、穂と穂が相接し、寄り合う様を序詞として使用したとする。2133では例年通りの稲刈りの分担量を終え、その時冬へと移る季節への感銘を表したものと指摘する。3887の「茅草刈り」「草刈りばかに」は、草刈りを進めて行き、分担分だけの堆積にまで積み重ねた意の形象化したものと指摘する。"
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