論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
13, 20, 21, 19, 112, 113, 151, 155, 488, 489, 1606 |
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キーワード |
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論文要旨 |
額田王と天智天皇、さらには天武天皇との関係について論じる。天智天皇は、巧妙な陰謀と手段を取り得る冷酷残忍な人物との評価がなされることがある。そして、そこに大海人皇子の妻から、天武天皇の妻となった額田王を見た時、額田王を悲劇の主人公とする見方がなされるが、それが妥当でないことを指摘する。額田王の歌を見れば、その歌には素直さや客観的な冷静さとが感じられるとし、20、21番の歌の紫野での歌の贈答や、三山歌が詠まれたその時、天武、大海人の男性二人の間の確執の有無は不明だが、その間にあった一人の女性、額田王には鷹揚とした態度が認められるとする。また鏡女王と額田王との関係にも触れ、489が「私にはもう待つべき何ものもない」と詠む歌を夫・鎌足の死後の歌と指摘する。"
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