
論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
58, 270, 271, 272, 276, 919 |
|
キーワード |
高市黒人,桜田,新考萬葉集,井上通泰,和名抄,尾張氏,年魚市潟,東海道,熱田,鳴海 |
|
論文要旨 |
高市黒人の巻3・271には桜田と年魚市潟が詠み込まれるが、その所在地の特定と黒人との位置関係について考察を加える。桜田はサクラの地にある田のことで、サクラは現在の名古屋市南区の笠寺台地で、その低地部分が桜田と推定する。また年魚市潟は従来、熱田神宮の西南の地とされていたが、それでは歌の意に合わないことを指摘し、その笠寺台地と鳴海台地に挟まれた、後に鳴海潟といわれた一帯であるとする。黒人は鶴の飛び行くことで、年魚市潟の潮の干いたことを「らし」と推量するが、それは黒人が東からやって来て、これから進む先に年魚市潟、桜田があることを示すものと考えられ、歌の上からも先に推定した位置関係に符合すると論じる。"
|
|
|
|
|