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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
28, 29, 30, 31, 32, 33, 115, 235, 266, 287 |
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キーワード |
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論文要旨 |
人麻呂の近江荒都歌(巻1・29〜31)の作歌事情を、壬申の乱と関わらせて論じる。29番歌には「いかさまに思ほしせめか」という句が確認できるが、これは当該歌以外は挽歌にのみ見られる語であることから、挽歌としての性格を持つ可能性を指摘し、ではそれは誰に対するものかが問題になるが、それは持統天皇に献呈された持統の父天智天皇のための挽歌とする。今日、壬申の乱の意味づけは様々に行われてはいるが、当時の多くの人々(人麻呂他)には既に過ぎた過去の出来事として認識されていたために人麻呂は素直に哀惜を表現し得たのであり、近江朝を滅ぼした当事者の一人持統に対しての歌、公式の歌として採録されていると指摘する。"
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