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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
古事記,日本書紀,ゆつ,いほつ,湯,豊後国風土記,伊予国風土記逸文,賀茂真淵,本居宣長,谷川士清,倭訓栞,祝詞 |
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論文要旨 |
従来、「ゆつ」は「いほつ」の音約として解されてきた。しかし、両者に上接する語が共通しないこと、更にそこから「ゆつ」が神聖である様を示すと解される一方で、「いほつ」は「五百箇」と書かれることなどから「数の多い様」を表すのであり意味的にも共通しないこと、また「つ」が宣命書では小書きされ助詞的で「いほ−つ」あるのに対し「ゆつ」は一語であることを指摘し、別語であることを明らかにする。そして「ゆつ」が「湯津」と表記されることについて、「湯」とは古代では盟神探湯などの関連から、浄化を行う神聖なものとされ、それが「斎」「忌」を意味するものと解されたため、神聖さを表しえたとする。また、これは古代の呪物信仰の一端でもあると論じる。"
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