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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1091, 2495, 2991, 3258, 3350 |
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キーワード |
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論文要旨 |
巻14・3350二句目「爾比具波麻欲」(新桑繭)は家繭(養蚕)と野蚕(山繭)との解釈に分かれたままになっているが、これがどちらに解されるものかについて論じる。この歌の意は新しい絹で織ったどんな良い衣よりも愛する男の衣が欲しい、つまり男の愛情が欲しいとの相聞の歌に解されるべきとする。またこの歌の初句は「たらちねの」との異伝を持つ。これは筑波山麓で歌われたものが、養蚕という場所とは関しないものによって伝誦された結果であるとする。古代、養蚕と母との関係が強かったことは「たらちねの母が養う蚕の」等の歌があることから明らかとする。野蚕は(新)桑を餌としないということもあって、以上三点から家蚕と解されるとする。"
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