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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
229, 1545, 1622, 2021, 2259, 2284, 2800, 2883, 2933, 2950, 3007, 3051, 3084, 3095, 3137, 3262 |
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キーワード |
山上憶良,遊仙窟,佩文韻府,文選,詠物詩,契沖,萬葉代匠記,玉臺新詠 |
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論文要旨 |
万葉集と遊仙窟との関係は既に多くの指摘がなされているが、「光儀」という語は遊仙窟に確認できる一方、文選にもみられる。だが、この「光儀」という語の典拠は遊仙窟を考えるべき事と、改めて万葉集と遊仙窟との関係に注意が払われるべき事を論じる。「光儀」は「姿」を表す語として、十二例が確認できる。その内、九例は巻10、12の詠物歌で使用されている。詠物歌は詠物詩を受けてなったものと考えられるが、中国での詠物詩の発展は初唐期であり、遊仙窟はそれと時期を同じくしてなったとものである。とすれば、初唐期の詠物詩を取り入れた万葉人は、当時の流行小説の遊仙窟から語句・用字においても積極的に取り入れたのであり、その一つとして「光儀」も考えるべきとする。"
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