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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
804, 3307, 3309, 3361, 3438, 3440, 3459, 3465, 3483, 3484, 3494, 3791, 4431 |
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キーワード |
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論文要旨 |
3440番の歌は二句目と五句目に「児」という語を持ち、その「児」の指す所を諸注釈、解釈に苦心している。『万葉集総釈』他では二つの「児」を同一の娘と捉え、『全註釈』他ではそれぞれを母とその娘として解している。しかしながら、両者共に歌の理解が判然としない所を有している。そこで四句目の「余知」に注目し、これに新しい解釈を提示する。「ヨチ」とは「同年輩の子」という意を持つが、鴻巣盛広『万葉集全釈』はここに「同年輩の若い男女から転じた隠語」としての使用を指摘する。東歌の民謡性さらには、東歌には性愛を謡った歌も見られるという点からしても「ヨチ」を隠語として解する可能性は十分にあるとし、娘の性器を指しての面白さをはらんだ歌とする。"
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