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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
15, 324, 377, 420, 584, 677, 688, 698, 766, 1075, 1406, 1801, 2026, 2063, 2317, 2451, 2454, 2647, 2896, 3513, 新古今37, 新古今38, 新古今501, 紫禁和歌集15, 土御門院御集247, 為忠集51, 道助法親王家五十首701, 院四十五番歌合建保三年17, 新直線和歌集17 |
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キーワード |
訓点,新点,仙覚,東国,延喜式,新古今和歌集,横雲,枕草子 |
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論文要旨 |
2647番初句「東細布」は「ヨコグモノ」と訓すること多く、諸註釈も多くそれに従う。だが「横雲」という語を歌に見た時、この語は十二世紀以後の和歌にしか見ることができず、その訓を否定する。そして、「細布」に着目すると東国が布の産地であることが延喜式から知られ、この「東」は東国と布が結び付きを暗示するものと説明する。上二句は三句目「遠し」を導くものであるから、その小高い丘に晒された布が二句目の「空」へと続く様子を捉えた場合、それは「遠い」を導く表現として許容されると説く。結果「シキタヘヲ」又は「シロタヘ」の訓を提示する。「ヨコグモ」の訓は枕草子初段の享受の結果生まれたもので、仙覚のこの訓の採用はその現れと指摘する。"
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