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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
55, 264, 675, 1008, 1795, 1905, 2203, 2453 |
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キーワード |
上代特殊仮名遣,古事記,表記,稗田阿礼,大野晋,宣命,音韻体系,歌経標式,正書法,書記,文字,音仮名,規律,規範 |
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論文要旨 |
萬葉集中に上代特殊仮名遣の認められべき事、自明のことである。がしかし、その特殊仮名遣に揺れが見られることも事実である。55番歌など「朝裳よし」は甲類キの「着る」と乙類キの「紀伊」とが類似音故に「紀人」に繋がると説かれている。しかし特殊仮名遣が認められる中、類似音という説明では納得できないとし、甲乙の区別が消滅するまで、厳密に発音と表記が一致していたと考えるのでなく、書記者によって、時代によって、そこには揺れがあったとする。その一例として、宣命内においてでさえ、甲乙の異同が確認できるとする。その様な中で、55番歌で示したキの甲乙の区別は、奈良時代既になくなっていたのでないかと説く。"
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