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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
3791, 3792, 3793, 3794, 3795, 3796, 3797, 3798, 3799, 3800, 3801, 3802 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1563, 1568, 1569, 1977, 2180, 2199, 3791, 3792, 3793, 3794, 3795, 3796, 3797, 3798, 3799, 3800, 3801, 3802 |
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キーワード |
借訓仮名,竹取翁歌,用字,戸籍,古事記,日本書紀,風土記,続日本紀,唐大和上東征伝,出雲風土記,常陸風土記,大伴家持,上代特殊仮名遣,正訓仮名,戯書,澤瀉久孝,中西進 |
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論文要旨 |
借訓仮名を平安期の文献迄含め収集すると、その文字の使用には年代により偏りが見られる。その中で万葉集中の巻・歌にも偏在が認められた時、借訓仮名を基にした用字の年代推定が可能か否かについて論じる。ここでは、借訓仮名が多用せられた巻16竹取翁歌をもとに用字の年代を推定を試みる。竹取翁歌から「菜」「蚊」「乳」「経」「田」「尾」「異」「迹」を取り上げ、これらの借訓仮名の使用を記紀、大宝養老の戸籍など同時代資料と比較し、当該歌の用字年代を養老から神亀頃と推定する。これは内容から作歌年代を推測した中西進氏の結論とほぼ一致する。結果、純粋に用字から年代を求めた時、他の方面からの考察ともそれらは合致し、借訓仮名からの年代特定はある程度可能と論じる。"
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