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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
672, 800, 804, 896, 903, 904, 971, 985, 1520, 1740, 1742, 1753, 1755, 1809, 2550, 3299, 3969, 3973, 4009, 4089, 4446, 記30, 紀22 |
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キーワード |
山上憶良,高橋虫麻呂,第三期,作品史,類型表現,類聚名義抄,模倣,発想 |
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論文要旨 |
山上憶良と高橋虫麻呂は共に、万葉第三期の歌人である。だが従来は両者の間に有機的な関連を認めた論はないようである。これに対し、両者の間に作品史的な系列が認められるのではと論じる。何故なら憶良と虫麻呂の間には、同一の語句や類似表現が少なくないからである。さらにこの語句や表現は、当然ながらこの両者にしか認められないか、認められたにしてもこの二人以後の歌での使用であることがわかる。そして、制作年代の明らかな歌の多い憶良を基準に虫麻呂の歌の年代とを対比させると、これらの語句や表現が憶良から虫麻呂へと及んだものと考えられる。また叙事的作風・プロットの劇的構成など虫麻呂に指摘される特徴は、憶良にも認められる特徴であり、両者を史的に捉える必要があると説く。"
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