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対象歌番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
93, 749, 992, 3591, 4006, 古今189, 古今546, 古今656, 古今889, 古今1088, 千載231, 続古今570, 続後撰278, 続千載509, 新後撰1008, 新続古今398, 新続古今1840, 新千載1609, 拾玉集571, 壬二集944, 千五百番歌合1619, 宝治二年百首3777, 長能集140, 長能集142, 成通卿集29, 仏足石歌15, 古今六帖1801, 雪玉集4214, 拾遺愚草1963, 拾遺愚草2296, 拾遺愚草員外317, 建保名所百首122, 建保名所百首549, 南朝五百番歌合389, 夫木和歌抄6210, 寂然法師集90, 山家集340, 東遊歌8, 頼政集180, |
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キーワード |
助詞,はあれど,こそあれ,語法,佐伯梅友,反戻表現,萬葉集古義 |
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論文要旨 |
古代語の語法の中で「〜はあれど」が反戻表現と解することの是非について論じる。これを反戻表現としたのは佐伯梅友氏に始まるが、これについて用例を萬葉に限らず鎌倉・室町時代の歌にまで求め、佐伯氏が「〜はあれど」と対比させた「こそあれ」がその傍証になりえないことを示す。また当該表現を持つ歌に見られる「は」「も」の両助詞の一般的差異も論拠とすることは出来ず、検証した用例の中には反戻と解せず、同義と想定すべきものも多数あるとする。そして、歌意から反戻としか解しえないものは存在しないと、反戻表現と解してきた従来の説を否定する。そして、この「〜はあれど」は一つの慣用句で、「一往それをそれとして認めた上で、他を強調する形式」と結論づける。"
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