万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
少年、大伴家持
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
田辺爵
 ふりがな
たなべつかさ
 発行年月
1964/6
 発表雑誌名
美夫君志
 特集タイトル
萬葉研究連合大會特輯
 発行所
美夫君志会
 発行番号
7
 掲載頁
154158
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ
大伴家持
 参考歌番号
556, 579, 580
 キーワード
大伴家持,大伴旅人,山上憶良,大宰府
 論文要旨
大伴家持の父旅人は、神亀五年春頃には大宰帥として、大宰府にあったものと考えられる。では、家持自身はいつから大宰府に暮らしたのであろうか。家持は大宰府での父旅人の歌をはじめとして多くの歌に追和をし、またその当時の歌に彼自身、その作歌に大きな影響を受けていることは明白である。だが家持の伝記は、内舎人時代から始まるわけであるが、幼少期の原体験というものは注目されるべきで、その少年期の家持についても模索してみることは、結果万葉集編纂の規定ともなるべき諸問題の断片が、そこには内包されているのではないかとして、その少年時代について論究する。"