論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
498, 501, 690, 766, 917, 942, 1269, 1318, 2010, 2011, 2013, 2014, 2015, 2016, 2017, 2264, 2647, 2668, 2703, 2955, 2849, 2927, 2974, 3106, 3373, 3599, 3606, 3712, 3993, 4184, 4198, 4215, 4331, 4373, 4374, 4401 |
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キーワード |
七夕歌,稲岡耕二,澤瀉久孝,係り結び,結句の句割れ,誤字説,借訓字,「干」の文字 |
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論文要旨 |
2005番の第4句「然叙年而在」、2012番の第4句「吾者年可太奴」について、塙書房本では、いずれも「年」の文字があるが、西本願寺本では2005番「手」、2012番「干」とある。前者は、稲岡耕二氏が「手」を「干」の誤りとして、シカゾカレテアリと訓んだ。その場合、シカゾの結びが結句の「秋待つ我は」の「秋待つ」となり、第4句を連用形にして、結句の中間で結びにするという異例の形となる。そこで、新たにシカゾカレテアルとする説を示した。2012番歌については、古写本の原文の「干」の文字を採り、アハカレカテヌと訓むべきとした。それは七夕以前の牽牛の立場の歌となる。かくして、両者とも「干」の文字となり、「離」の借訓字となる。"
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