論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
2265, 2530, 3353, 3354, 4322 |
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キーワード |
賀茂真淵,万葉考,橘千陰,万葉集略解,和名抄,本居宣長,古事記伝,武田祐吉,折口信夫,仙覚,東歌,遠江,古事記,弓月君,秦人,機織り,帰化人,続日本紀,新撰姓氏録,延喜式 |
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論文要旨 |
巻11・2530、14・3353の「あらたまの」を宣長は枕詞とするが、それは遠江国の麁玉郡であると論じ、巻14・3354の「キヘ」をも併せて、これは「伎」と書かれることに着目し、書紀を参考に帰化人の手工業技術者を意味する語と解する。そして「伎人堤」「伎人郷」の「伎人」に当て「伎倍」「寸戸」を伎人の集落と解す。これは記紀にある帰化人の遠江の入植記事とも合致し、昨今の古墳等の現地調査、地理関係からもそれは明らかとする。結果「寸戸の竹垣」「伎倍の林」とは、彼らの集落が強風を凌ぐため、その様な状態にあったため詠まれたもの、3354番は帰化人の内秦氏が特に機織りに関係が強く、それ故に「斑衾の綿さはだ」が「伎倍人の」に導かれ得たとする。"
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