論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
331, 332, 333, 798, 799, 855, 858, 859, 860, 868, 869, 870, 880, 3860, 3861, 3862, 3863, 3864, 3865, 3866, 3867, 3868, 3869, 4027, 4116 |
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キーワード |
文学,風土,地理,都,鄙,山上憶良,大伴旅人,大伴家持,筑前国志賀白水郎歌十首,筑紫,東歌,和辻哲郎,高木市之助 |
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論文要旨 |
万葉集の歌とそれを形成した風土との関係を、山上憶良を中心にして論じる。憶良は自身の歌の中に自然の景物を詠み込むことが殆どない。これは、彼の歌が彼の身近な風土と切り離されて、形成されたということではない。憶良は筑前国志賀白水郎歌十首を詠むが、そこには筑前で彼が触れた実際のその土地の人々との関与なしには詠み得ず、ただ山川花鳥など景物が詠み込まれているかどうかということは、別とする。ここには憶良が、唐の地で学び、唐の文学に導かれて得た彼独自の姿勢が、彼の地の生活や社会へと目を向けさせ、形成させた風土に根ざした諸作品と位置づけられるとする。そして、この様な文学と風土との関係を念頭に置き、万葉の歌々を捉え直す必要があるとする。"
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