論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
2642, 3593, 3907, 3908, 4320, 記4, 記14, 記86, 記102, 紀3, 紀12, 紀19 |
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キーワード |
境部老麿,恭仁京,枕詞,日本書紀,崇神紀,契沖,万葉代匠記,厚顔抄,万葉古義,古事記,母音交代,橘守部,本居宣長 |
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論文要旨 |
巻17・3908の一句目枕詞「楯並而」は「伊豆美乃河波乃」の「伊」つまり「射」に掛かると解されている。しかし崇神紀から「伊豆美乃河波(泉の河)」はもと「挑河」であったことが窺え、代匠記・厚顔抄、古義は「楯を並べ互いに挑む」ことから「楯並而」が「挑河」に掛かるとし、紀歌謡12の神武天皇の歌と万葉3908の歌とは異なる掛かり方をすると説く。その理由を音韻的に「いど(オ列甲類)み」が、伝承過程で「いず(ウ列)み」へと母音交替したためと説く。また「たたかふ」の語源を、従来は「たたきあふ」の音約、また「タタク(敲)の連続」のハ行延音とするのを、『大言海』、橘守部『稜威言別』の説を支持し、「楯」の被覆形+「交(か)ふ」とみる。"
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