万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
柿本人麻呂吉野讃歌論
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
村田右富実
 ふりがな
むらたみぎふみ
 発行年月
1990/3
 発表雑誌名
国語国文研究
 特集タイトル

 発行所
北海道大学国語国文学会
 発行番号
85
 掲載頁
5569
 巻番号
1
 対象歌番号
36, 37, 38, 39
 対象歌句番号

 歌作者データ
柿本人麻呂
 参考歌番号
4395, 4156, 7, 131, 2002.45, 199, 239, 261, 167, 1050, 4465
 キーワード
吉野,讃歌,柿本人麻呂,王権,持統朝,清水克彦,土橋寛,曽倉岑,橋本達雄,岩下武彦,亀井孝,稲岡耕二,伊藤博,渡辺護,遠山一郎,小林敏男,神野志隆光,森朝男,桑原三枝子,
 論文要旨
柿本人麻呂作歌の吉野讃歌(三六〜三九)を中心の論。人麻呂の吉野讃歌は三六〜三七番歌(A群)、三八〜三九番歌(B群)の二組の長反歌からなるが、両群の表現がお互いを補完しあう形で成立することを論じ、二組が同一の行幸で誦詠されたとする。そして、A群に見られる「宮柱 太敷く」という歌語から、当該歌群が持統天皇即位後初の吉野行幸となる持統四年(690)二月の詠であったことを論じた。"