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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行所 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
30, 198, 501, 502, 503, 793, 2375, 2390, 2415, 2445, 2467, 2480, 2495, 3481, 古今469, 古今481, 古今495, 古今594, 古今677, 古今679, 古今794, 古今906 |
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キーワード |
柿本人麻呂,修辞,表現,古今和歌集,歌謡,畳音,掛詞,枕詞,序詞,旋頭歌,踏歌,源氏物語初音,催馬楽 |
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論文要旨 |
万葉集の歌、特に人麻呂の歌の表現方法について論じる。萬葉の歌は、映像による思考であり、そこには具体的なイメージを頭に浮かべながら物を考えているのである。同音の異語を重畳させる場合(序詞など)、2467番では「百合」が「後(ゆり)」を導くが、「百合」は恋愛対象である相手の女性を想起させる具体性を有している。掛詞においても同様で、単なる技巧ではなく、映像の抽出と、事象の叙述とを同時に行い得るものとして機能している。萬葉の映像の具体性は、古今集以降では正に技巧となり、映像に具体性を持つことは少なくなって行く。ここに萬葉歌、特に人麻呂の歌の特異性、自然物の映像に人間の事象を結びつけ考える、詩的メタフィジックを認めうると論じる。"
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