万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
万葉人の口頭による言語行為(一)
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
津之地直一
 ふりがな
つのちなおいち
 発行年月
1966/1
 発表雑誌名
美夫君志
 特集タイトル

 発行所
美夫君志会
 発行番号
9
 掲載頁
9498
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
1, 85, 97, 109, 166, 220, 230, 236, 237, 313, 317, 341, 362, 420, 445, 475, 481, 590, 619, 684, 736, 800, 897, 1062, 1287, 1339, 1472, 1659, 1727, 1740, 1746, 1759, 1801, 1809, 2006, 2060, 2249, 2268, 2355, 2370, 2489, 2506, 2507, 2613, 2625, 2686, 2696, 2845, 2873, 3113, 3116, 3318, 3336, 3374, 3488, 3511, 3560, 3640, 3676, 3811, 3853, 3918, 4000, 4031, 4146, 4190, 4425, 4473
 キーワード
言語行為,動詞,類聚名義抄,義訓,祝詞,発言,言語生活
 論文要旨
万葉人の口頭による言語行為の実体を知るために、万葉集中の言語行為を表している動詞を拾い上げ、それを標目に立てて考察してゆく。表現者の立場からは「言ふ」「語る」「告(つ)ぐ」「告(の)る」「問ふ」「たづぬ」「申す」等々があり、受容者の立場からは「聞く」「聞こす」「聞こゆ」等が考えられる。ここでは「いふ」「かたる」「つぐ」「のる」「とふ」「たづぬ」の表現者を主とする言語行為を表す語について、その用例をあげ、そしてそこから窺える意味について解説を加える。なお、この続編が『美夫君志』第10号に載せられている。"