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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
296, 297, 318, 3355, 3356, 3357, 3654, 3674 |
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キーワード |
駅制,地名,水路,陸路,澤瀉久孝,歴史地理学,鹿持雅澄,万葉集古義,延喜式,兵部式,駿河国,類聚古集,日本書紀,東海道,三代実録,吾妻鏡,東海道名所記,更級日記,東国紀行,和名類聚抄 |
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論文要旨 |
山部赤人318番の歌は、どの様な状況において詠まれたのか。それを、ここでは地名と古代の駅制について検討し、赤人が柏原駅から水路を利用し、息津駅へと向かう時、その船上での思いを詠んだものであると論じる。柏原の「カシ」は本来船具を意味するD11562D19767であり、その地が港湾施設、筏溜めの地であったことを指摘する。そして三代実録や後世の紀行文などからこの辺りに海路があったことは確実で、その海路が公路であった可能性を指摘する。万葉集中にも、それらしき歌が見られる。田口益人の297は「昼見れど見飽かぬ田児の浦」を「夜見つるかも」と歌う点、夜の渚伝いとするよりは海路と考える方が妥当であろうとする。"
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