論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
|
キーワード |
|
論文要旨 |
貧窮問答歌の作歌動機について論じる。この歌は巻五所収の他の憶良の長歌と違い、序文を持たず、ただ「山上憶良頓首謹上」との左註を有するのみである。そこからは、歌が憶良作、そして誰かに送られたことが知られるのみで、それが誰なのか、いつなのか、その動機はなどは不明である。そこで、巻五がおよそ年次順に配列されていることから、作歌時期を天平三年以後筑前守解任頃までと考え、官名が書かれていないことから、解任直後の帰京の際でないかとする。そしてそこに詠まれた状況を、憶良が見た筑前の農民の現状であるとし、送り相手は後任の筑前の守に対して、事務引継の書類に付されたものでないかと結論づける。"
|
|
|
|
|