万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
柿本人麻呂近江荒都歌論
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
村田右富実
 ふりがな
むらたみぎふみ
 発行年月
1991/3
 発表雑誌名
国語国文研究
 特集タイトル

 発行所
北海道大学国語国文学会
 発行番号
88
 掲載頁
3351
 巻番号
1
 対象歌番号
29, 30, 31
 対象歌句番号

 歌作者データ
柿本人麻呂
 参考歌番号
13, 4260, 79, 167, 230, 543, 948, 973, 1032, 3291, 3312, 4214, 4331, 4360, 1740, 162, 217, 443, 460, 3326, 1272, 1753, 1984, 1994, 2769, 3295, 218, 257, 260, 434, 486, 576, 762, 795, 878, 1798, 2290, 2914, 3226, 3734, 3863, 3962, 3996, 4074, 4016, 4177, 4178, 434, 1796, 1798
 キーワード
近江,荒都歌,柿本人麻呂,王権,持統朝,杉山康彦,伊藤博,鈴木康与,益田勝実,吉田義孝,渡瀬昌忠,身崎壽,岩下武彦,神野志隆光,村田正博,村田右富実,土橋寛,中西進,佐藤宗諄,大野晋,森朝男,時間表現
 論文要旨
北海道大学国語国文研究八八号 三三ページ〜五一ページ 柿本人麻呂の近江荒都歌(二九〜三一)は、そこに記された異伝から、別伝の近江荒都歌を再現できる。そして、その二系統の近江荒都歌のうち異伝系統は万葉集の旅の歌の特徴である「家と旅」の構図を基調に持っていることを考察したうえで、それが近江の地で歌われたものであることろ論じた。一方、本文系統はその「家と旅」の構図が失われていることから、帰京後に都で歌われたものであるとした。このことは人麻呂が同一の主題で複数の発表機会を持っていたことを示す。"