論文タイトル |
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単著/共著 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
629, 731, 737, 1298, 3174, 拾遺475 |
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キーワード |
人麻呂歌集,読添,借音表記,神田本,紀州本,古葉略類聚抄,元暦校本,古今六帖,萬葉集古義,漢書,文選,遊仙窟,経国集,性霊集,本朝文粋,都氏文集,続本朝文粋,蜂谷宣郎 |
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論文要旨 |
萬葉集巻7・1291の一句目は紀州本(神田本)と古葉略類聚抄に「千各」とある他は、「千名」とあり他には異同がない。しかし古義が「干各」の誤字と見てから現在の注釈書は、多くそれに倣う。それに対し「トニカクニ」との訓及び「チヽノナニ」の赭が元暦校本に見え、またその他の古写本の訓もこれに近い訓であることなどから、誤写ではなく本来的に「千名」であったと論じる。また「千名」という語は漢籍にも見え、特に『文選』「別賦」の注に「千名、言多也」とあり、多くの名、転じてあれこれといろいろ多い意味だから、これを「とにかくに」万葉語の「かにかくに」に当てたと論じる。また助詞その他の読添の法則からしても妥当であるとする。"
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