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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
125, 207, 208, 209, 310, 361, 368, 369, 388, 389, 1264, 2315, 2362, 2634, 2808, 2947, 3063, 3097, 3314, 3809, 3953, 古今1080 |
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キーワード |
柿本人麻呂,人麻呂歌歌集,伝承,作者,集団,共有,軽の市,延喜式,令義解 |
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論文要旨 |
巻7・10〜14に収められた作者未詳歌は2116首にも及ぶ。その内には、出典を「柿本朝臣人麻呂歌集」に持つ歌が存在する。それに関する成立論は多くあるが、この様な歌集を出現せしめたものは何か、人麻呂の文学的特質は何かについて論じるものは少ない。この歌集の歌は、人麻呂の伝承による。ここでの伝承とは、官人人麻呂が群衆に交じり、個に帰結することなく、集団の意識を有したままそれらの歌を、自己の歌集の中に取り入れることであり、人麻呂はそれに成功した。個人の採取した歌集、「人麻呂歌集」といわれながらも、そこに民謡的・庶民的な雰囲気を持ち得ているのはそのためである。"
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