論文タイトル |
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論文サブタイトル |
巻三・巻十五・巻一の歌とその註記の歌の関連によつて |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
40, 249, 250, 251, 252, 253, 254, 255, 256, 3606, 3607, 3608, 3609, 3610 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
31, 40, 131, 137, 249, 250, 251, 252, 253, 254, 255, 256, 3606, 3607, 3608, 3609, 3610 |
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キーワード |
柿本人麻呂,遣新羅使人歌,伝誦,編集,編纂,推敲,或本歌,紀州本,神田本,大矢本,古今和歌六帖 |
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論文要旨 |
巻1・40及び巻3・249〜256番の歌と、巻15遣新羅使人歌としてとられた「柿本人麻呂歌曰」との註記を持つ3606〜3610番の歌との関係を論じる。巻3の八首は、その内五首が「一本云」「一云」という註記をもつが、その詩句の関係から註記の様な歌がまず詠まれ、後に人麻呂自身の推敲により本文の歌となったとする。ただし文字遣いは、第三者の手になるとみる。そして巻15の「人麻呂歌曰」の歌は、先の推敲後の歌が伝写されたもの、本文の歌は未定稿であった人麻呂の歌(註記の歌)が、名を失い流布し、それが伝写採録されたものと論じる。40番と3610番との関係は、40番本文の歌が流布し、それがある土地に定着し変容され、3610番として採録されたとする。"
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