論文タイトル |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
318, 865, 1415, 1859, 4460, 4461, 4462 |
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キーワード |
大伴家持,伊勢物語,東下り,都鳥,萬葉集古義,萬葉集略解 |
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論文要旨 |
大伴家持の巻20・4460、4461、4462の三首の歌について論じる。まずこれら三首を「音しば立ちぬ」、「かぢの音」、「来ゐつつ鳴くは」から聴覚に基づく、夜分宿舎での望郷の念を主題とする連想による歌とみ、三首を関連づけない新考の説を、また視覚の介在を指摘する全釈などの説を不適とする。ついで、都鳥をどの様な点から導き出し得たのかについて、古義の説に疑問を提示する。それを大系今昔物語東下りの段の注(佐藤良雄)を示し、ミヤを鳴き声、コは呼コ鳥、鵺コ鳥などの一種の愛称とみ、その鳥の鳴き声「ミヤ」を聞いた家持の咄嗟に機転を利かした歌であると、伊勢物語東下りの状況なども示しつつ論じる。"
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