万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
万葉集の訓仮名表記の助動詞
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
津之地直一
 ふりがな
つのじなおかず
 発行年月
1967/12
 発表雑誌名
美夫君志
 特集タイトル
第二回萬葉研究連合大會記念特輯
 発行所
美夫君志会
 発行番号
11
 掲載頁
5861
 巻番号

 対象歌番号

 対象歌句番号

 歌作者データ

 参考歌番号
1, 5, 6, 8, 11, 13, 17, 22, 23, 30, 34, 43, 59, 73, 81, 82, 88, 91, 121, 123, 131, 158, 162, 163, 167, 168, 187, 197, 199, 216, 219, 260, 269, 277, 284, 300, 308, 328, 343, 365, 370, 375, 383, 422, 441, 443, 444, 460, 466, 477, 481, 506, 520, 535, 546, 619, 622, 632, 633, 636, 653, 655, 657, 659, 661, 678, 680, 723, 728, 748, 908, 922, 929, 941, 948, 1013, 1047, 1050, 1077, 1094, 1098, 1106, 1137, 1152, 1191, 1207, 1217, 1223, 1249, 1261, 1342, 1415, 1536, 1540, 1543, 1722, 1751, 1753, 1781, 1801, 1812, 1813, 1866, 1978, 1980, 2070, 2117, 2131, 2134, 2212, 2281, 2290, 2316, 2345, 2478, 2541, 2555, 2570, 2573, 2604, 2668, 2702, 2819, 2931, 2947, 2959, 2992, 3166, 3276, 3295, 3298, 3324, 3333, 3336, 3656, 3757, 3791, 4199
 キーワード
訓仮名表記の助動詞
 論文要旨
助動詞の各活用形の表記部分の全部又は一部に訓仮名を用いる例をあげる。その例が見出せなかった「る」「らる」「り」「ず」「ざり」「じ」「べし」については、「る」「らる」には「所」があり、「り」は語源が「あり」であるところから「在」「有」等であらわし、「ず」「ざり」「じ」はその打消の性格から「不」「非」「未」を、「べし」は「可」「応」を専らその表記に用いていることに理由があると述べる。そして、訓仮名は音仮名がなく、あってもごく僅かで、多くは意字表記の字面と共に使われており、一語の構成要素に音訓混淆の仮名があることは稀であると言及する。 "