論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
72, 272, 312, 521, 971, 972, 1236, 1535, 1666, 1730, 1731, 2418, 2856, 3192 |
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キーワード |
藤原宇合,梶島,鴻巣盛広,久曽神昇,松田好夫,沢瀉久孝,御津磯夫,土屋文明,小島憲之 |
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論文要旨 |
従来所在不明とされる万葉集巻九・一七二九の「梶島」に関して、幡豆神社の縁起や土地の伝説、作者藤原宇合の文学などにより三河湾の「梶島」と推定する。社の縁起や土地の伝説によると、日本武尊の東征に従った建稲種命が遭難して遺骸が幡豆の宮崎海岸に漂着したことや船の舵が流れ着いた故に梶島と名付けられたことが伝えられており、古代から梶島と呼ばれていたことがわかること、また、神亀元年に宇合が遠征した際、島に立ち寄った可能性があることを言及する。そして類歌である巻七・一二三六に比べると、より具象的な抒情が感じられることや宇合の他の作品から、当歌は机上の作ではなく、旅の慨嘆と家郷への思いが歌われた作と論じている。"
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