万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
万葉の第二期から第三期へ
 論文サブタイトル
志貴皇子小論
 単著/共著
単著
 論者名
広岡義隆(廣岡義隆)
 ふりがな
ひろおかよしたか
 発行年月
1988/3
 発表雑誌名
美夫君志
 特集タイトル

 発行所
美夫君志会
 発行番号
36
 掲載頁
3848
 巻番号
1
 対象歌番号
51, 64, 267, 513, 1418, 1466
 対象歌句番号

 歌作者データ
志貴皇子
 参考歌番号
1419, 1470, 1744
 キーワード
萬葉文学史,四期区分,河嶋皇子,笠金村,倭歌暗黒の時代
 論文要旨
萬葉文学史に関しての論考。一般に萬葉の四期区分において、第二期と第三期との区切れを710年の奈良遷都という歴史事象におくが、文学史上の認定は文学によってなすべきであり、それは第二期の代表歌人志貴皇子の死亡と、その挽歌を歌うことによってデビューしてきた第三期の歌人笠金村の登場(716年)に置いて見るべきであるとする論である。この区分論は萬葉歌の大きな流れの中において、最も順当な結論であるとことを検証した論考である。"