論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
165, 223, 443, 445, 794, 886, 887, 888, 889, 890, 891, 1269, 1787, 1857, 1629, 3336, 3337, 3340, 3341, 3342, 3691, 3692, 3693, 4214, 4331, 4333, 4398, 4399, 4408, 4412 |
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キーワード |
大伴家持,独詠的長歌作品,なまみの家持,死,主題,沈痾自哀文,母・妻・子ども,第三者的,当事者,外側,内側,山上憶良,熊凝歌,防人,金井清一,鉄野昌弘,松田聡,伊藤博,岡内弘子,西郷信綱,品田悦一,菊川恵三,芳賀紀雄,廣川晶輝,稲岡耕二,大久保廣行 |
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論文要旨 |
当該歌は、「死」を私的なものとして描くのではなく、主題として作品化するために、まずは死に瀕した自らの姿をあたかも第三者的に描くように外側から入念に描き、次にその当事者の立場つまり内側からその悲哀を述べるという方法が採られた作品である。こうした方法によって、題詞の「悲緒を申ぶる」という目的が実現されている。この方法は、山上憶良の「熊凝の為にその志を述ぶる歌に敬みて和ふる」(886-891)と題された歌から学び取られたものであり、その後、家持自身の防人の悲哀を述べる作品(巻20)において応用され、引き継がれていった。"
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