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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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発行年月 |
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発表雑誌名 |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
41, 219, 264, 1699, 2361, 2428, 2436, 2444, 2499 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
29, 36, 135, 194, 196, 199, 207, 210, 212, 213, 215, 239, 252, 254, 429, 430, 1093, 1094, 1268, 1277, 1279, 1282, 1283, 1284, 1287, 1696, 1704, 1706, 1709, 1795, 1798, 1815, 1816, 2178, 2424, 2427, 2428, 2429, 2430, 2453, 2456, 2473, 2478, 2512, 2853, 2857, 2863, 3309, 記14, 記91, 記103, 紀12, 紀23, 紀24, 紀44, 紀45, 紀94, 紀96, 記31, 記87 |
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キーワード |
柿本人麻呂,枕詞,懸詞,掛詞,転義的枕詞,懸詞的枕詞,同音異義語,西郷信綱,音,意味,稲岡耕二,人麻呂作歌,固有名詞,文字,略体歌,非略体歌,橋本四郎,訓仮名,仮名,音節 |
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論文要旨 |
人麻呂の懸詞的枕詞について、作歌、歌集歌、また記紀の歌謡との比較において論じる。作歌に用いられる懸詞的枕詞の被枕詞に表記される文字が、一義的に被っていく固有名詞ではなく、下接していく歌の主調に関わる文字を優先させるのに対し、略体歌の被枕詞はそれにとっての一義的要素、つまりは固有名詞及び普通名詞を一つの単位として、そちらの音を優先させて表記する傾向を指摘する。また以上のことから導き出される結論として、略体歌また記紀に使われる懸詞的枕詞が、音を直接的媒介として被枕詞との関わりを成立させるのに対し、作歌の懸詞的枕詞が、歌一首全体が醸出する意味との関わり(意味喚起性)において成立していくことを説く。"
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