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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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ふりがな |
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特集タイトル |
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発行所 |
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発行番号 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
1282-4,2381-2,1249-1,1890-5 |
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歌作者データ |
笠金村,柿本人麻呂歌集略体歌,柿本人麻呂歌集非略体歌,柿本人麻呂,大伴家持 |
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参考歌番号 |
2244, 1861, 2373, 26, 宣命5, 619, 17, 宣命2, 165, 13, 470, 宣命23, 25, 933, 宣命3, 164, 907, 534, 宣命25, 3796, 宣命14, 1309, 709, 8, 1975, 1947, 106, 77, 449, 13, 宣命11, 276, 宣命17, 1047, 324, 913, 宣命1, 167, 563, 2374, 宣命9, 宣命7, 宣命13, 宣命19, 宣命28, 宣命5, 宣命6, 宣命4, 宣命32, 2461, 1302, 2392, 2446, 2844, 154, 1375, 2416, 2403, 79, 2096, 1702, 2002, 2004, 1702, 1997, 2452, 2461, 2854, 3129, 196, 1279, 1706, 2028 |
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キーワード |
反転表記,倒置的用字法,上原浩一,門前正彦,返読字,人麻呂歌集略体歌,人麻呂歌集非略体歌,稲岡耕二,柿本人麻呂,「及まで」,「無なし」,「従ゆ・より」,「如ごとし」,「欲ほし・ほる」,「為ため」,「随まにまに」,「難かたし・かてに」,「御す敬語」,「与と」,「自ゆ・より」,「毎ごと」,「随ながら」,漢文体,変体漢文体,語序・字序,文章化共通因子,山名村碑,続日本紀宣命,秋間俊夫,「見欲みまくほり・みまくそほし」,森本治吉,シンタクス(syntax),筆録時期,訓字主体表記,山田俊雄,同一人物の用字面,同一人物の筆録,人麻呂歌集の用字,詩体歌 |
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論文要旨 |
漢文訓読法から言えば返読扱いになる「雖・所・令・応・非・不・可・将」(1類)、「無ナシ・如ゴト・ゴトシ・従ユ・ヨリ・欲ホル・ホシ・為タメ・与ト・毎ゴト ・及マデ・難カタシ・カテニ・御 ス敬語・随ナガラ・マニマニ」(2類)等を観察し、万葉和歌表記のシンタクス(語序)と字序の諸問題を考究した論考。新たに“文章化共通因子”なる術語を提示し、「雖」以下〜「将」の(1類)が該当すると規定した。(1類)は100%か100%に近い反転表記(返読)率なため、万葉表記論には有意に作用しないと主張。更に、反転する場合(甲表記)と反転しない場合(乙表記)とが観られる(2類)と、比較のため続日本紀宣命とを通観した結果、反転表記のみの視点からは、通説の「人麻呂歌集略体表記→人麻呂歌集非略体表記→人麻呂作歌表記」とする同一人物筆録順序の学説にも、有意に作用しない事を指摘した。"
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