論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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掲載頁 |
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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
1053, 1836, 1424, 119, 2463, 2259, 4444, 1111, 4188, 4089, 4166, 2460, 2669, 金槐集巻1・14, 新古今集巻1・8 |
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キーワード |
成,徳田浄,さる,橋本進吉,山田孝雄,山田元準,−を−み,しのふ,嘆く,吉田増蔵,漢文修辞法,犬養孝 |
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論文要旨 |
巻1・16番について、各句に解釈を施し、全体の構成、また当該歌が詠まれた状況についても考察する。各句解釈では、「冬ごもり」について従来の説を否定し、原文「冬木成」の示す語意が正しいとする説を提示したこと、「山をしげみ」「草深み」の二句においてミ語法の考察が為されたこと、原文「思努布」の訓みを、「しぬぶ」から「しのふ」に改めたこと、また「嘆く」の語が「偲ふ」の“おきかへ”であるとする前説を“対立”であると訂正し、嘆賞の意でなく普通の嘆息の意であるとしたのが特に注目すべき点である。また、均整の破られた全体の構成から作歌状況を推測し、さらには、そこに額田王の知性と情感の豊かさを見いだした。"
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