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巻番号 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
110, 194, 195, 1235, 1278, 1443, 1942, 2014, 2853, 3069, 3097, 3218, 3299或本歌, 3494, 3726, 3791, 4117, 記32, 紀28, 紀110, 催馬楽29, 古今1007, 拾遺集1159(貫之集139) |
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キーワード |
をちかた,をち,森本治吉,かた,会話体の歌,彼方(地名) |
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論文要旨 |
「をちかた」を「あなた」とする定説を問題にし、2683番歌の初句「彼方之」をいかに解すべきか論じる。まず、「をちかた」と「をち」の語義を明らかにし、代名詞をはじめ指示を表わす詞の特性を挙げ、彼方の赤土を取って来て造った小屋を、「彼方赤土小屋」と表現することを疑わしいとする。そこで、「彼方」は固有名詞と解すべきと考える。言者と聴者が現在いる場所を「ここ」と呼ばず固有名詞を以て呼んだのは、この歌を民謡とすることで理解する。"
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