論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
1635, 3364, 3512, 3521, 3824, 3857, 拾遺集720 |
|
キーワード |
きぬる,「着」と「来」,かけことば,「恋」と「蓮」,カールグレン,小島憲之 |
|
論文要旨 |
3715「一人のみ伎奴流」の解釈について、「一人のみ着ぬる衣」では「一人のみ」が落ちつかず、この句を「紐解かば」へつないでも「着ぬる」の語がひっかかり、「一人のみ来ぬる」では一二句の関係はスムーズで第五句の「家遠くして」ともよく照応してはいるものの、「来ぬる」を受ける語が「衣」であるのは唐突すぎ下へのつながりが悪い。そこで、拾遺集720の「来」と「着」をかける用法に注目して、「伎奴流」を「来」と「着」の「かけことば」と解することそ指摘。集中には他にも「かけことば」が見いだせ、3857左注の「係恋実深」を遊仙窟の「蓮子実深」を典拠とし、「恋」と「蓮」とを「かけことば」にしていることを指摘して、解釈の参考としている。"
|
|
|
|
|