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萬葉集雜歌の典據をめぐつて(万葉集雑歌の典拠をめぐって) |
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論文サブタイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
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キーワード |
雜歌(雑歌),相聞,挽歌,分類,山田孝雄,文選,李善注,雜詩(雑詩),雜擬(雑擬),岡田正之,目,五味智英,澤瀉久孝(沢瀉久孝),詠懐,哀傷,玉臺新詠(玉台新詠),尾山篤次郎,歌,雜歌謠辭(雑歌謡辞),歌詩,雜歌詩(雑歌詩),藝文志(芸文志),挽歌詩,吉川幸次郎,樂府詩集(楽府詩集),樂府體(楽府体),文鏡秘府論,小西甚一,不拘流例,白石同人詩話,文體明辨(文体明弁),擬古,騒,石井庄司,安田久雄 |
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論文要旨 |
『万葉集』雑歌の典拠について、挽歌出典に関する説を引き、雑歌と雑詩を同一視する従来の説に対しての疑問から、『文選』の挽歌挽歌詩、及び雑歌雑詩雑擬の考察を試み、『万葉集』挽歌が『文選』の挽歌の語をそのまま借用し、それに挽歌詩さらには人の死に関係する詩の義をも総括しつつ移植されたもの、すなわち詩の内容的性格をも包括しつつ移されたものであるのに対し、『万葉集』雑歌は『文選』の雑歌雑詩雑擬の性格や体の借用なのではなく、それらが共通して持つ雑の編纂意識を借りたものであり、また『万葉集』における雑歌の語は、『文選』では歌謡の意の歌を、倭歌の歌と考え、『文選』の雑歌の語をそのまま借用したものであることを論証した。"
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