論文タイトル |
|
論文サブタイトル |
|
単著/共著 |
|
論者名 |
|
ふりがな |
|
発行年月 |
|
発表雑誌名 |
|
特集タイトル |
|
発行所 |
|
発行番号 |
|
掲載頁 |
|
巻番号 |
|
対象歌番号 |
|
対象歌句番号 |
|
歌作者データ |
|
参考歌番号 |
36, 800, 804, 892, 894, 897, 923, 記11, 記50, 紀43, 紀70, 紀124 |
|
キーワード |
山上憶良,憶良の長歌,長歌の中間にある五七七の終止形式,かく,しか,…如く,…と…,「世」 |
|
論文要旨 |
知的、散文的と従来評されている憶良の長歌について、それが作品中の何に起因しているか検討する。憶良の長歌の中には一首の中間に終止形式があり、二つの段に分かれているものがある。幾つかの段に分れる憶良の長歌は各段が各々別の立場に立ってのべられているという立体的な構造を持っている。また、憶良の長歌において、立体的な表現は、「かく」・「しか」・「…如く」・「…と…」という表現や、「世」や「天地」、「年月」などの単語についても見出だすことができる。以上の点から、憶良の長歌は段落形式の構成法から単語に至るまで、独立した意味の単位の総合によって成り立っており、それが憶良の作品をして知的、散文的だと評せしめたとする。"
|
|
|
|
|