万葉集主要論文所収歌句データベース(試作)


 論文タイトル
「甚」字の訓について
 論文サブタイトル

 単著/共著
単著
 論者名
武智雅一
 ふりがな
たけちまさかず
 発行年月
1952/1
 発表雑誌名
萬葉
 特集タイトル

 発行所
萬葉学会
 発行番号
2
 掲載頁
3946
 巻番号
4
 対象歌番号
537, 1328, 2400, 2692, 2902, 3284, 3288
 対象歌句番号
537-2,1328-4,2400-2,2692-4,2902-5,3284-13,3288-15
 歌作者データ

 参考歌番号
441, 451, 508, 593, 619, 687, 1050, 1370, 1524, 1636, 2494, 3329, 3616, 3785, 3978, 4006, 2803, 3222
 キーワード
イタク,イトモ,ハナハダ,ココダ,ココバク
 論文要旨
集中に見える「甚」字訓はイトモ、イタク、ハナハダの三種があり、多く定訓を得ているが、諸注釈でも異同のあるものについて用例を検討し、適切な訓を付す。当時中央ではイトモが歌語として用いられ、イタモは後世勢力を得た特例であること、イタクは人為的な情動、動作に用いられる点で、ハナハダと用法を異にすることなど各々の意味用法の違いを示して訓を施す。"