論文タイトル |
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単著/共著 |
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論者名 |
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対象歌番号 |
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対象歌句番号 |
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歌作者データ |
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参考歌番号 |
3512, 3817, 3825, 3830, 3832, 3839, 3853 |
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キーワード |
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論文要旨 |
3824番歌は左注の「饌具雑器狐聲河橋」を即興的に詠み込んだものである。「狐聲」は従来「狐」と解されてきたが、亀井孝氏の論に従い、「狐聲」がコムにあたり、「来許武」は「来」をコムと訓ませるための注記であることを確認する。次に「饌具雑器」は一連の熟語ではなく、別々の熟語であるとする。「刺名倍」は飲食に関係した道具であるから「饌具」に対応する。「雑器」の方も、コムと同様に物名的技巧を用いており、第三句のイチヒツノのヒツ(櫃)が対応すると指摘する。これらの点から、通常古今時代の発生とされている物名の技巧が、万葉時代に完全な成長を遂げていたと考える。"
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